シンガポール旅行④
2018年 04月 15日
今回1番行きたかった場所は、「プラナカン博物館」です。
15世紀後半からマラッカやシンガポールにやってきた、中国系移民(華僑)たち。現地の女性と結婚し、現地に根付いていきました。「プラナカン」とは、彼らの混血の子孫たちを指す言葉です。商売で成功した裕福な人が多く、中国やマレーの文化とヨーロッパの文化をミックスさせた、華やかな生活スタイルを築きました。
プラナカンの文化・生活は、今見ても本当にステキなのですが、私は特に、彼らが使っていた食器などの模様や色合いが好きです。「プラナカン博物館」は展示数も多く、コーナーもマメに分けてあり、鑑賞しやすかったです。クーラーがキンキンに効いていて、気持ちよかった〜(笑)「眼福眼福。」と思いながら、じっくりたっぷり鑑賞しました。
入館から退館するまで、館内に居たのは私とフランス人の家族だけでした。母親と娘は、「トレ・ビア〜ン。」といった感じで食い入るように見ていましたが、父親と息子は若干疲れた様子であまり熱心ではありませんでした(笑) こういうところは世界共通ですね。
すぐ横にミュージアムショップがありますが、かなり狭い上に、何故が人がひしめいている。チラッと覗いてすぐに出ました。博物館の建物自体も1912年に建てられた学校を利用していて、シックで情緒ある雰囲気です。刺繍に興味がある方や、服飾の勉強をしている学生さんにもオススメ。「ここはまた来たい。」と思わせる博物館でした。
↓いつもありがとうございます
by restyle0906
| 2018-04-15 08:20
| 海外旅行